特集 Vol.03
ことはことばにできないことをことばにすること
ことばにならない、ことばにしにくい、あるいは、まだちゃんとことばになっていないことを、多くのひとが納得する、うまくすれば目から鱗が落ちるようなことば・文章にすること、世の中ではそれをよく「言語化」といいますが、マーケティングの仕事の多くはこの「言語化」に関わっています。
ときにひとを説得するために、ときにクリエーターに指示と刺激を与えるために、ときに重要な戦略を決めるため、展開するために。おそらくマーケティングに限らず、複数のひとびとが関わる仕事においては、とても大切なことなんだろうと思いますが、マーケティングにおいては、ひとの気持ちや体験・体感などを理解してもらって共有したり、共感してもらったりすることが必要な場合が多いので、ことばにするのが難しいことが多いのかも知れません。
難しいだけに、これができたときは、スカッとします。あるいは、す~~~~~っとしますね。本当にうまくいくと、「冥利に尽きる」という感じさえ味わえます。ま、ほとんどの場合は四苦八苦してやっと、という感じですが。
ここでは、その言語化にまつわる話を、2つだけピックアップしてみました。